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体型と体重更新日:2026年10月22日

体型の見方と体重の量り方(BCS)

うちの子、ちょっとぽっちゃりしてきた? と気になること、ありますよね。肋骨のさわり心地と、上から・横から見た腰のくびれで、おうちでも体型をチェックできます。体重は週に1回くらい量って、記録しておくと安心です。

作り方
公的機関・大学・獣医学の団体などの資料7件をもとに作成(一覧)
監修
獣医師の監修は受けていません
運営
いぬごはんラボ(ABEL)・編集の決まり

この記事の要点

  • 体型は、肋骨のさわり心地・上から見た腰のくびれ・横から見たおなかの引き上がりの3つで確かめます。
  • 9段階なら4〜5、5段階なら3が理想とされています。理想の体重は、かかりつけの先生と一緒に決めると安心です。
  • 体重は週に1回くらい量るのがおすすめ。抱っこして体重計に乗り、自分の体重を引けば量れます。
  • 体型だけでなく、背中まわりの筋肉も見てあげましょう。太っていても筋肉が落ちていることがあります。

1さわって確かめる体型チェック(BCS)

BCS(ボディコンディションスコア)は、見た目とさわった感じで、脂肪のつき具合を点数にしたものです。9段階と5段階があり、9段階なら4〜5、5段階なら3が理想とされています。

毛がふさふさの子も、見た目だけで決めずに、手でやさしくさわって確かめてあげましょう。

理想の体型は、こんな感じです。

今の体重とBCSから理想の体重を考えるには、かかりつけの先生に診てもらうのがおすすめです。骨格や体つきは一頭ずつ違うので、同じ犬種でも理想の体重が同じとは限りません。

2太りぎみ・やせぎみのサイン

ころんとした体つきも愛らしいのですが、次のようなときは太りぎみのサインです。

やせぎみのサインは、肋骨や腰の骨、骨盤が外からはっきり見えることです。理由がわからないまま体重が減ってきたときは、早めに動物病院に相談しましょう。

3体型と一緒に、筋肉もチェック

筋肉の量も、体の大切なサインです。背骨、肩甲骨、頭、腰の骨のまわりを、見て、さわって確かめます。筋肉が減るのは、背骨の両側から気づかれることが多いとされます。

体型(脂肪)と筋肉は、別々に見るものです。太っていても筋肉が落ちていることがあり、やせていても筋肉はしっかりしていることがあります。

シニアになると、筋肉が落ちたり、体重が減ったりすることがあります。

背中をなでて、背骨のまわりがやせてきたかなと感じたら、一度先生に相談してみましょう。

4体重の量り方と記録

体型の小さな変化は、見た目ではなかなか気づきにくいものです。ふだんから体重を量っておくことが大切とされています。目安は週に1回くらいです。

動物病院では、来院のたびに体重・BCS・筋肉の状態を見ることがすすめられています。おうちの記録があると、前回との違いを伝えやすくなります。

パッケージに書いてあるごはんの量は、今の体重ではなく理想の体重をもとにした目安です。必要な量は季節や運動量、性別、避妊・去勢の有無でも変わるので、体重を見ながら見直していきましょう。

5体型と健康の関係

太りすぎは、関節の病気(変形性関節症)や、ホルモンの病気などと関係があるとされています。太らないように気をつけることは、暮らしやすさを保ち、長生きにもつながるかもしれないと言われています。

北米の動物病院に通う中年の犬を調べたところ、どの犬種でも、太りぎみの子のほうが寿命が短めだったという報告があります。

ラブラドール・レトリーバーを子犬のころから一生追いかけた研究では、ごはんを少し控えめにした子のほうが長生きで、年をとってからの病気が出るのも遅めでした。

ラブラドール・レトリーバーやビーグルは、太りやすい犬種とされています。いまは理想の体型でも、気にかけておきたいですね。

寿命の2つの研究は、フードメーカーの研究所や、そこと関係の深い研究者によるものです。「太りすぎないほうがよい」という方向は、獣医師の団体の指針とも同じです。

6今日からできること

このテーマのフード一覧

このページは、飼い主さん向けの一般的なお話です。気になる様子があるときや、持病のある子のごはんは、かかりつけの先生に相談してくださいね。

参考にした資料(7件)
  1. WSAVA(世界小動物獣医師会)Global Nutrition Committee「Body Condition Score(犬)」(2013) wsava.org/wp-content/uploads/2020/01/Body-Condition-Score-Do
  2. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(4.体調管理について)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  3. AAHA(米国動物病院協会)、J Am Anim Hosp Assoc 57(3):153-174「2021 AAHA Nutrition and Weight Management Guidelines for Dogs and Cats」(2021) www.aaha.org/globalassets/02-guidelines/2021-nutrition-and-w
  4. WSAVA(世界小動物獣医師会)Global Nutrition Committee(図はタフツ大学)「Muscle Condition Score(犬)」(2013) wsava.org/wp-content/uploads/2020/01/Muscle-Condition-Score-
  5. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(5.Q&A)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  6. Salt C ほか(WALTHAM ペット栄養センター・Banfield 動物病院・リバプール大学), J Vet Intern Med 33(1):89-99「Association between life span and body condition in neutered client-owned dogs」(2019) pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6335446/
  7. Kealy RD ほか(ネスレ ピュリナの研究部門), J Am Vet Med Assoc 220(9):1315-20「Effects of diet restriction on life span and age-related changes in dogs」(2002) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11991408/

確認日:2026-10-22。獣医師の監修は受けていません。上の資料をもとに、運営者がまとめています。

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