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おなかと体のこと更新日:2026年10月22日

下痢げり・吐くとき(受診の目安とメモ)

下痢をしたり吐いたりすると、心配になりますよね。元気で食欲もある子の一時的な不調もありますが、子犬・血がまじる・ぐったり・吐こうとしても何も出ないときは、すぐ動物病院へ。おうちでは、回数や様子をメモしておきましょう。

作り方
公的機関・大学・獣医学の団体などの資料11件をもとに作成(一覧)
監修
獣医師の監修は受けていません
運営
いぬごはんラボ(ABEL)・編集の決まり

この記事の要点

  • 下痢が2日以上続く、血がまじる・黒っぽい便、吐く・ぐったり・食べないときは、受診しましょう。
  • 子犬、とくにワクチンが済んでいない子の下痢や嘔吐は、早めに動物病院へ。
  • 吐こうとしても何も出ない、おなかがふくらんでくるときは、すぐ動物病院へ。大型犬に多い、急ぎの病気のことがあります。
  • 回数・時間・見た目をメモし、便を持っていくと、診察の手がかりになります。

1よくある理由

健康な犬でも、とくに理由がわからないまま、ときどき吐くことはあるとされます。

よくある理由は、次のようなものです。

元気があって持病もない子の急な不調は、おうちで様子を見られることもあるとされます。ただ、その前に一度、動物病院に電話で相談するのがおすすめです。

2すぐ受診したいサイン

次のようなときは、早めに動物病院へ行きましょう。

すぐに動物病院へ子犬、とくにワクチンが済んでいない子が吐いたり下痢をしたりしたときは、すぐに動物病院へ。パルボウイルスの感染症は、生後6週から6か月の子犬に多く、ぐったりする・食べない・吐くから始まって、血のまじる下痢になることがあります。手当てを受けないと命にかかわる病気です。高齢の子や持病のある子も、早めに相談しましょう。

3大型犬の「吐こうとしても出ない」は急いで

胃拡張・胃捻転症候群は、胃にガスや食べ物がたまってふくらみ、ねじれてしまうこともある病気です。急に進み、命にかかわるため、すぐに手当てが必要とされます。

胸の深い体型の犬や、大型・超大型の犬に多いとされ、グレート・デーン、ワイマラナー、セント・バーナード、アイリッシュ・セターなどが挙げられています。一度にたくさん急いで食べることや、1日1回にまとめて食べることとの関係も言われています。

はじめのうちは、次のようなサインが見られます。

すぐに動物病院へこんなサインがあるときは、夜間や休日でも様子を見ずに、すぐ動物病院に電話して向かってください。早いほど、処置がうまくいきやすいとされています。

4おうちでメモすること・伝えること

原因を探すときは、吐いたものの見た目や、食事との時間の関係、飲んでいるお薬などを聞かれます。

便を持っていくと、どんな下痢かを先生に見てもらえます。

ペットフードを食べたあとに吐いたり、元気がなくなったりしたときは、まずかかりつけの先生に診てもらいましょう。できればそのフードを持っていき、あげたときの様子も伝えると安心です。

5家で気をつけたいこと(薬・食事・切り替え)

人の胃腸薬などを、自己判断で飲ませないでください。犬によっては害になることがあります。

いつでも新しい水を飲めるようにしておきましょう。下痢の間は、おやつや脂っこい物を控えるようすすめられています。

ごはんを抜く、消化のよい食事にする、といった方法は、先生の指示に合わせましょう。消化のよい手作りの食事は栄養がかたよるので、長く続けるものではありません。

フードを替えるときは、1〜2週間かけて新しいフードの割合を少しずつ増やします。急に替えると、吐いたり下痢をしたりすることがあります。

ごはんは、1日分を何回かに分けて。1日1回だと、慌てて飲みこんでしまうことがあります。

下痢や嘔吐が長く続く犬では、早いうちに除去食試験を考えるのがよいとされています。食物アレルギーの犬のおなかのサインは、ほとんどが下痢だったそうです。

6今日からできること

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このテーマのフード一覧

このページは、飼い主さん向けの一般的なお話です。気になる様子があるときや、持病のある子のごはんは、かかりつけの先生に相談してくださいね。

参考にした資料(11件)
  1. コーネル大学 獣医学部 Riney Canine Health Center「Diarrhea」(2024) www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/riney
  2. ワシントン州立大学 獣医学部 動物病院(WSU Veterinary Teaching Hospital)「Vomiting pets」(2021) hospital.vetmed.wsu.edu/2021/12/15/vomiting-pets/
  3. コーネル大学 獣医学部 Riney Canine Health Center「Vomiting」 www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/riney
  4. ワシントン州立大学 獣医学部 動物病院(WSU Veterinary Teaching Hospital)「Managing acute gastroenteritis in dogs」(2025) hospital.vetmed.wsu.edu/2025/01/14/managing-acute-gastroente
  5. コーネル大学 獣医学部 Riney Canine Health Center「Parvovirus: Transmission to treatment」(2024) www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/riney
  6. ACVS(米国獣医外科専門医協会)「Gastric Dilatation-Volvulus」 www.acvs.org/small-animal/gastric-dilatation-volvulus/
  7. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(4.体調管理について)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  8. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(2.市販のペットフードについて)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  9. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(5.Q&A)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  10. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(1.最初に知っておきたいこと)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  11. Mueller RS, Olivry T(ミュンヘン大学・ノースカロライナ州立大学), BMC Vet Res 14:341「Critically appraised topic on adverse food reactions of companion animals (6): prevalence of noncutaneous manifestations of adverse food reactions in dogs and cats」(2018) pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6233561/

確認日:2026-10-22。獣医師の監修は受けていません。上の資料をもとに、運営者がまとめています。

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