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気をつけたいこと更新日:2026年10月22日

犬に食べさせてはいけないもの

おいしそうに見上げてくる顔に、つい分けてあげたくなりますよね。でも、人の食べ物には犬の体に害になるものがあります。チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール、ねぎ類などは、少しでもあげないで。食べてしまったら、元気そうでもすぐ動物病院に電話しましょう。

作り方
公的機関・大学・獣医学の団体などの資料11件をもとに作成(一覧)
監修
獣医師の監修は受けていません
運営
いぬごはんラボ(ABEL)・編集の決まり

この記事の要点

  • チョコレート、ぶどう・レーズン、キシリトール、玉ねぎなどのねぎ類、アルコール、マカダミアナッツは、あげないでください。
  • どのくらいの量で危ないかは、食べた物や体の大きさで変わります。ぶどうは、危ない量がまだわかっていません。
  • 食べてしまったら、元気そうに見えても、すぐに動物病院へ電話を。食べた物の袋や残りを手元に。
  • 自己判断で吐かせようとせず、まず電話で相談しましょう。

1食べさせてはいけない主なもの

人の食べ物でも、犬には害になることがあります。次のものは、少しでもあげないようにしましょう。

どのくらいの量で症状が出るかは、食べた物の種類や、体の大きさなどで変わります。同じ量のチョコレートでも、体の小さな子ほど重くなりやすいとされます。「少しだから大丈夫」と思わないでくださいね。

2ほかにも気をつけたいもの

次のものも、犬の体に負担になることがあります。

キシリトールは、ガムのほかにも、歯みがき粉、マウスウォッシュ、口臭ケアのミント、せき止めシロップ、かむタイプのビタミン剤などに入っていることがあります。人のものを犬に使わず、原材料の表示を確かめましょう。

3食べてしまったら

食べてしまったかも、と思ったら、元気そうに見えても待たずに、すぐ連絡しましょう。毒の多くはあとから症状が出てきて、症状が出てからでは手当てが難しくなることがあるためです。

キシリトールのように、重い症状が12〜24時間たってから出ることもあります。

まず、かかりつけの動物病院に電話を。つながらないときや夜間・休日は、救急の動物病院に相談しましょう。

電話では、次のことを聞かれます。

すぐに動物病院へ意識がない、息が苦しそう、出血している、けいれんしているときは、すぐに動物病院へ向かってください。自己判断で吐かせようとせず、必ず先に相談を。鼻の短い犬種などでは、吐かせることがすすめられない場合もあります。

4おうちでの置き場所と習慣

誤飲(食べ物でない物を飲みこむ事故)は、ちょっと目を離したすきに起こりがちです。とくに子犬は、いろいろな物を口に入れるので気をつけましょう。

あげてよい物か迷ったら、あげる前にかかりつけの先生に聞いてみましょう。

5今日からできること

このページは、飼い主さん向けの一般的なお話です。気になる様子があるときや、持病のある子のごはんは、かかりつけの先生に相談してくださいね。

参考にした資料(11件)
  1. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(1.最初に知っておきたいこと)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  2. ASPCA 動物中毒管理センター(ASPCA Animal Poison Control Center)「People Foods to Avoid Feeding Your Pets」 www.aspca.org/pet-care/aspca-poison-control/people-foods-avo
  3. 米国 FDA(食品医薬品局)動物用医薬品センター「Leave Chocolate Out of Rover's Celebrations」(2024) www.fda.gov/animal-veterinary/animal-health-literacy/leave-c
  4. 米国 FDA(食品医薬品局)「Paws Off Xylitol; It's Dangerous for Dogs」(2025) www.fda.gov/consumers/consumer-updates/paws-xylitol-its-dang
  5. Eubig PA ほか(ASPCA 動物中毒管理センター), J Vet Intern Med 19(5):663-74「Acute renal failure in dogs after the ingestion of grapes or raisins: a retrospective evaluation of 43 dogs (1992-2002)」(2005) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16231710/
  6. Wegenast CA ほか(ASPCA 動物中毒管理センター・コーネル大学ほか), J Vet Emerg Crit Care 32(6):812-816「Acute kidney injury in dogs following ingestion of cream of tartar and tamarinds and the connection to tartaric acid as the proposed toxic principle in grapes and raisins」(2022) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35869755/
  7. Altman KD ほか, Front Vet Sci(序論の記述を使用)「A multicenter, retrospective, cross-sectional analysis of fresh and processed Vitis vinifera (grape) ingestion in dogs and cats」(2026) pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC13533654/
  8. ASPCA(米国動物虐待防止協会)「What to Do if Your Pet Is Poisoned」(2019) www.aspca.org/news/what-do-if-your-pet-poisoned
  9. ASPCA(米国動物虐待防止協会)「What to Expect When Calling ASPCA Poison Control」(2020) www.aspca.org/news/what-expect-when-calling-aspca-animal-poi
  10. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(4.体調管理について)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide
  11. 環境省 自然環境局 動物愛護管理室「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~(5.Q&A)」(2018) www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide

確認日:2026-10-22。獣医師の監修は受けていません。上の資料をもとに、運営者がまとめています。

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